あなたとの初めての共有は
「紅」
でしたね
そこからひとつひとつ増えていって
あなたに少しでも近づきたくて
でも近すぎるのもよくなくて
なんだろう
この距離
前もこんなふうに………
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お前と初めて会った日は
月の綺麗な夜だった
その光を反射するような黒い髪を持ったお前
どうしてだか、月の光に愛されているように見えた
俺もその黒を愛しても良いのだろうか
迷いながら手を伸ばす
あぁ、前もこんなふうに
手を差し伸べようとした時があったような気がする
「手助けは無用」とつっぱねるお前に
無理矢理でも手を差し伸べた気がした
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要するに
俺たち
僕たち
きっとずっと前から
何となくつながっていたんだろうな
何となくつながっていたのでしょうかね
運命のなんたらってやつで
[1回]
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