サラサラ…と、八戒はベッドに肘をつきながら俺の髪を触っていた。
「そんなに触りたいのか、俺の髪。」
かれこれ八戒が俺の髪を触り続けて5分は経つ。
「ふふっ…やっぱり熱くはないですよねぇ。」
ニコニコしながらなおも髪を触り続ける八戒。
さーすがに恥ずかしくなってきたよ??俺。
「お前は俺の紅を、『つなぎ止めてくれる色』…とか言ってたけど、今もなのか??」
「確かに今もそれに変わりはないです。でも違う意味も増えました。」
こいつらは周りのヒトがよく言うような「紅」は連想しない。
だからこそ、こいつらの考えは聞きたいし、理解もしたい。
八戒の言う違った意味は何だろうか。
「僕ら限定ですが、『運命』だと思います。-------こうして悟浄にあわせてくれましたから。そんなに悪い色ではないと、僕はそう思っていますよ。」
こいつ、ちょーまぢ反則なこと言いやがった。
「んじゃこの髪は、俺とお前の赤い糸ってか??」

「…はい。」
「言ったな…八戒。今日はもう1ラウンド決定。」
「はいはい。いつでもどうぞ…。僕はあなたとその紅で繋がっていられれば良いですよ。」
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