「八戒、麺はこんなんで良い??」
「そうですね。上出来です、悟空。」
ここは白を基調としたシェアハウス。
リビングから、4つの扉を通るとそれぞれの部屋につながってる。
今料理をしているのは、その4つの扉の住人のうちの二人である。
【ピンポーン】
来訪を知らせる音が鳴り、悟空が嬉しそうに玄関へと走る。
「悟浄、三蔵、お帰りっ!!」
「おぉーただいま、猿っ。」
「酒は買いだめしただろうな??」
「しこたま飲める量がありますから大丈夫ですよ、三蔵。」
「はっかーい!!お帰りのチューしよっv 」
「はいはい…お帰りなさい、悟浄。(ちゅっ)」
「さ、三蔵も…お帰りなさいっ!!(ちゅっ)」
「おぉー猿の奴やりやがった…今日は大変そうだなぁ…(笑)」
「悟空、酒飲んだら覚悟しろ。」
「えっ?!!な、なんで~?!」
彼等の還る場所は彼等が決める。
離れそうで離れない距離を保ちながら
最後は必ず
自分の還る場所へと戻る。
そう
4人のhomeへ------------
the END.....
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